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グッドデザイン賞の工芸品「BUNACO」、宮古の仮設住宅で制作体験会

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グッドデザイン賞の工芸品「BUNACO」、宮古の仮設住宅で制作体験会

テープ状に巻かれた薄いブナの板を、湯飲み茶わんで成形していく

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 NPO法人「プラットフォームあおもり」(青森県青森市)が主催する、工芸品「BUNACO(ブナコ)」の制作体験会が5月20日、 宮古市の愛宕公園仮設住宅(中里団地)集会場で行われ、住民18人が現代的な工芸品の制作を楽しんだ。

 「BUNACO」は、薄くスライスしてテープ状にしたブナ木材を、いったんらせん状に巻いて丸い平板にしてから立体に成形する工芸品。独特な工法とデザイン性の高さからこれまでに数回、グッドデザイン賞を受賞。デザイナー・安積伸さんの作品が英国の博物館に展示されるなど世界的にも評価され、主に首都圏のインテリアショップなどで販売されている。

 この日は、ボウルを制作。仮設住宅の住民が土台に湯飲み茶わんを押し当てながら、少しずつ立体にしていく工程を体験した。ボウルは制作指導にあたった「ブナコ漆器製造」(弘前市)で着色コーティングされた後、参加者全員に贈られる。

 講師を務めた同社の倉田昌直社長の明るいトークに、会場はにぎやかなひとときに。仮設住宅に住む若山千穂子さんは「独りでいると不安を感じることもあるが、こういう場でみんなと一緒に何かを作るのは楽しい」と満足そうな表情を見せた。

 企画した同NPOの米田大吉理事長は、「お年寄りでも楽しく手を動かせるようにと企画した。完成品が届くのを楽しみにしてほしい」と話す。

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