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大船渡の「互洋大船渡マリーナ」に新工場-新造船建造でフル稼働

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大船渡の「互洋大船渡マリーナ」に新工場-新造船建造でフル稼働

同社新工場で次々と建造される漁船

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 造船・販売業の「互洋(ごよう)大船渡マリーナ」(大船渡市永浜、TEL 0192-26-2026)は、4月に建てた新工場がフル稼働している。

作業場で艤装される船

 震災後から今年4月までに同社が修理した漁船の数は約200艘(そう)。新造船の納入は約540艘にも及んだ。

 昨年は修理がメーンで、同10月から新造船の建造を始めたが、30人の従業員では新造船で月に20艘、メーカーから仕入れた船の艤装(ぎそう=客の要望に合わせてカスタマイズすること)で月に50艘が手一杯。船を求める漁業者のニーズに追い付かない状態が続いていたが、今年3月に完成した660平方メートルの新工場が稼働したことで、生産効率が上がり、4月からは月80艘を納入できるようになった。

 同社は震災直後から自力で再建を始め、昨年3月末には自社に隣接する護岸のかさ上げ工事をスタート。昨年5月にはすでに船の修理から営業を再開し、日本財団(東京都港区)の「東日本大震災・被災造船関連事業者再生支援プロジェクト」から工具やトラックなどの供給を受け、国などの公的支援も受けながら、地元水産業の立て直しの一翼を担ってきた。

 同社の菅野亨社長は「自力で再建するつもりだったから素早く事業を再開することができた。船を必要としている人はまだまだいるので、スピードを上げていかなくては」と意気込みを見せる。

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