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宮古で水中写真家・鍵井靖章さん写真展-「美しい海」に来場者笑顔

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宮古で水中写真家・鍵井靖章さん写真展-「美しい海」に来場者笑顔

6メートルのジンベイザメ実物大パネルが、来場者を迎える写真展

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 宮古市の岩手県立水産科学館ウォリヤス(日立浜町、TEL 0193-63-5353)で現在、水中写真家・鍵井靖章さんの写真展「恵みの海に生きる命の詩~世界の海の生き物たち~」が開催されている。

 昨年11月に始まった同展では、実物大ジンベイザメの巨大パネルをはじめ、生き生きとした表情を持つ海の生物の写真が展示されている。

 会場には、昨年東京の「キヤノンギャラリーS」(港区)で開催された鍵井さんの個展「青い地球のカシュ」の中から約60作品を展示。色鮮やかな南国の魚たちや、迫力満点のマンタやサメの写真が並び、来場者の目を楽しませている。会場内での写真撮影も自由で、巨大ジンベイザメのパネルの前で記念撮影する来場者も多い。

 同展は、震災後に宮古市の海底の様子を撮影していた鍵井さんに、同館職員が依頼して実現した。「当初は、がれきに埋もれた海の写真を集めた展覧会を企画していた」と同館職員の梶山幸永さん。しかし、打ち合わせを進める中、「被災地であらためて海の怖さを見せる必要はなく、むしろ海の美しさや優しさを伝えなければ」と、企画を変更したという。

 震災後、同館を訪れる子どもの中には、水槽を見ただけで怖がったり、泣き出したりする子もいたが、「この写真展が始まってからは、子どもたちをはじめ、お客さんの笑顔が格段に増えた」と梶山さん。写真展に合わせて行われた鍵井さんのトークショーでは「将来、ダイバーになって海の写真を撮りたいという子どももいた」と話す。

 同館では今秋、元気を取り戻した岩手の海の様子を紹介する企画展も予定する。

 開館時間は9時~16時30分。月曜日休館。入場料は一般=300円、大学生・専門学校生=140円、高校生以下=無料。今月31日まで。

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