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宮古唯一の映画館、来場50万人と完全デジタル化を同時に達成

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宮古唯一の映画館、来場50万人と完全デジタル化を同時に達成

来場50万人目は、祖母と弟とともに来場した、市内の小学3年生・小林さくらさん

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 宮古市の映画館「みやこ映画生活協同組合 シネマリーン」(宮古市小山田、TEL 0193-64-5588)が7月21日、来場者50万人を達成した。昨年末から続けられていた、上映機材デジタル化への募金活動も実を結び、9月には2スクリーンともデジタル化できる見通しが立ち、同館は二重の喜びに包まれた。

多くの善意がつまった上映機材

 1997年の開館から16年。来場者50万人目となったのは、市立田老第一小学校3年生の小林さくらさん。祖母と弟と来場し、この日は2本の映画を楽しんだという。小林さんは「映画は大好き。今日の映画も面白かった。また見に来たい」と笑顔で話した。

 昨年12月からデジタル上映機材の導入に向けて募金活動を続けていた同館。募金が集まらなければ、新作映画を上映しない名画座として存続するか、閉館するかの選択を迫られていたが、同館の「夏休みの新作映画を子どもたちに見せたい」という強い願いが人々の心を動かし、「三陸から映画の灯を消すな」と支援の輪が次第に全国に広まっていった。その結果、7カ月間で2スクリーン分の機材購入費用、約1,300万円が寄せられた。先月24日からは1スクリーンでデジタル上映を始め、今年9月には残りのスクリーンのデジタル上映機材を導入できる見通しが立った。

 「映画を見に来るたびに募金してくださる市民の方々や、全国からの支援に感謝の気持ちでいっぱい」と声を震わせるのは同館支配人の櫛桁一則さん。「来場者50万人達成と、2スクリーンのデジタル化達成という、シネマリーンの歴史の中で大きな節目。この地域で長く存続させていくことで、次世代の子どもたちにも、映画を楽しむという文化をつないでいきたい」とさらなる意気込みを見せる。

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