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岩泉町産「雑穀クッキー」人気に-伝統的に栽培されてきた地元産の雑穀使う

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岩泉町産「雑穀クッキー」人気に-伝統的に栽培されてきた地元産の雑穀使う

「ざくざく雑穀クッキー」は「ひえホワイト」と「たかきびブラウン」の2種類

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 5月上旬に発売された岩泉町産の雑穀を使った「ざくざく雑穀クッキー」が口コミで人気を集めている。

 同商品は「ひえホワイト」と「たかきびブラウン」の2種類で、いずれも雑穀の素朴な味わいを三温糖のやさしい甘みで包みながらも、ザクザクとした食感が特徴。原料に使う雑穀はすべて同町産で、小麦粉も岩手県産。ひえ、きび、あわなどに加え、アンデス地方原産の雑穀アマランサスも入れ、鉄分やミネラル分の豊富な栄養価を高めた。

 商品化したのは、岩泉町の第三セクター・岩泉産業開発(岩泉町乙茂、TEL 0194-22-4432)。誰でも気軽に楽しめる商品として企画した。

 山あいの傾斜地が多く、夏場に冷たく湿った海風の「やませ」が吹く同町では、古くから伝統的に雑穀や豆類が栽培されてきた。近年、稲作の普及や生産者の高齢化に伴い雑穀の生産量も減少。この伝統的な雑穀栽培の保護と遊休農地の再活用を目的に、同社では10年ほど前から、町内で生産された雑穀類の全量を買い入れながら商品開発に努めてきた。

 雑穀ブレンド茶「じっ茶ばっ茶」はその代表で、同社のヒット商品「龍泉洞の水」を使った飲みやすさとユニークなネーミングが話題になった。折からの雑穀ブームを追い風に、今では全国販売する。

 「作物を売り買いするだけでなく、買い手の声を伝えることで高齢化が進む生産者のやりがいにつながれば」と広報担当の茂木和人さん。「昔から山の暮らしの中で大切にされ、丁寧に作られてきた岩泉の雑穀。子どもからお年寄りまで、多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。

 価格は367円(15枚入り)。当面は「道の駅いわいずみ」(同)で限定販売する。

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