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宮古の若者グループが地元で海岸清掃-「自分たちにできることから始めよう」

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宮古の若者グループが地元で海岸清掃-「自分たちにできることから始めよう」

被災した海岸でゴミ拾いをする市民活動団体「TEAM nina」のメンバー

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 今年5月に発足した宮古市の市民活動団体「TEAM nina」(宮古市黒田町)が6月9日、初の活動として海岸清掃を行った。

メンバーは全員「ふつうの若者」

 20代の若者11人が清掃活動をしたのは、同市田老の沢尻海岸。景勝地・三王岩の展望台の北側にある、静かで美しい浜辺で、震災前はトイレやベンチも整備され、地元住民が海水浴や遠足で訪れる人気スポットだった。すでに震災後のがれき処理は終わっていたが、今回はあらためて吸い殻や空き缶、打ち上げられた海藻などを拾い集めた。

 「特別なスキルやお金がなくても、三陸沿岸の被災地を盛り上げるため、自分たちにできることから始めよう」という思いで発足した同団体。同市で飲食店を経営する、代表の吉川美咲さんの思いに賛同した仲間が集った。きっかけは鹿児島県から来たボランティアが、市街地のごみ拾いをする活動に吉川さんも参加したことだった。「それまでボランティア活動はしたことがなかった」という吉川さん。「でも、自分の街をきれいにしたら、すごく気持ちが良かった。地域の人たちからも声を掛けられ、こんな簡単なことでも地域の役に立てるんだと思った」と振り返る。

 初めての清掃活動の場となった沢尻海岸は、メンバーの多くが子どものころによく訪れていた所。「地元の海は、やっぱりきれいでいてほしい」という素朴な思いを実行に移した。

 今回の活動には東京から駆け付けたメンバーも参加した。その中の一人、辻夕香さんはフェイスブックを通して、この活動を知ったという。「東京では、被災地の情報が少なくなってきた」と辻さん。「教えてもらわなければ、ここに街があったということすら分からなかった。地元の人たちがこういう活動をしていることを友人にも伝えて、離れていてもできる範囲で協力していきたい」と話す。

 同団体は、今後も月に一度、市内の清掃活動を継続していきながら、同年代の若者に街に目を向けてもらえるような企画を行うという。

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