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陸前高田「奇跡の一本松」、復元やり直し-枝葉部分に不具合

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陸前高田「奇跡の一本松」、復元やり直し-枝葉部分に不具合

切断され、地面に下される枝葉部分

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 枝葉の取り付けに不具合が見つかり、工期が延長されていた「奇跡の一本松」保存事業が再開され、5月27日、枝葉部分の切断が現地で行われた。

 保存作業が進められ、今年3月にいったんは復元された一本松だが、枝葉の取り付け角度にずれがあることがわかった。その後、枝葉と幹を接続するための「継手」部分を新たに作り直し、現地での工事を再開した。

 この日は地上20メートルほどの高さにある枝葉の根元を切断する作業が行われた。炭素繊維で作られた芯棒部分を切断するため、サンダー(切断機)の歯を何度も交換しながら作業が行われ、一番大きな枝葉部分を切断し、クレーンでつり下げるまでの所要時間は約3時間。午後には2本の枝が切断された。

 保存事業委託先の乃村工藝社(東京都港区)営業部の伴野保チーフディレクターは「枝葉部分は320のパーツからできており、つなぎ合わせる段階で誤差が出た。一本松を以前の立ち姿に戻し、地元の皆さんに安心してもらうために精いっぱい対応する」と話す。

 来月3日までには枝葉が再設置され、献花台の設置などの作業が行われた後、7月上旬には完成式典が行われる予定。保存費用に充てる「奇跡の一本松保存基金」は5月15日現在で3180件の寄付があり、募金総額は予定額の8割にあたる1億2,555万円が集まっている。

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