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宮古で地元牧場「酒かすアイス」発売-酒造会社のコラボで話題に

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宮古で地元牧場「酒かすアイス」発売-酒造会社のコラボで話題に

芳醇な大吟醸がふわっと香る、上品な味わいの「酒かすのアイス」

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 宮古市の「しあわせ乳業」(宮古市田老、TEL 0193-87-5959)が5月上旬、「男山大吟醸 酒粕のアイス」を発売し地元で話題を集めている。

放牧された牛と社長の佐藤さん

 口に入れた瞬間、ふわりと広がる芳醇(ほうじゅん)な酒かすの香りを、さっぱりとした味わいのミルクが優しく包み込む同商品。アルコール度数は0.3%で、日本酒独特のクセもなく大人から子どもまで楽しめる。

 市内田老地区に20ヘクタールの牧場を所有し、一貫して放牧による自然酪農にこだわる、同社が開発・製造する同商品。1895(明治28)年創業で宮古唯一の酒造会社「菱屋酒造店」とのコラボ商品で、銘酒「千両男山 大吟醸」の酒かすを使っている。

 開発のきっかけは2011年末に行われたイベント。温めた牛乳で酒かすを溶いて提供したところ、「体が温まる」「牛乳を使うとまろやかでおいしい」と好評で、手応えを感じた社長の佐藤力さんが老舗・菱屋酒造(鍬ヶ崎)に共同開発を提案。酒かすの風味を残しながらアルコール度数を低く抑える過程で試行錯誤を繰り返し、商品化にこぎ着けた。

 「意外と知られていないが、三陸沿岸は、海風や『やませ』が暑さに弱い牛を守り、おいしい牛乳が生産できる酪農地帯」と佐藤さん。「このおいしい牛乳を使って、地元の商店や企業と協力した商品を作り、この地域を盛り上げていければ」と意気込む。

 販売価格は250円~280円前後(店により異なる)。宮古市末広町の「山清商店」、川井地区の「道の駅やまびこ館」と菓子店「みついし」で販売。今後も販売店を増やしていく予定。

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