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陸前高田の老舗「菅久菓子店」が再開-大切な日のためにケーキを

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陸前高田の老舗「菅久菓子店」が再開-大切な日のためにケーキを

待ち焦がれた「菅久」のシュークリームを手に笑顔を見せる人たち

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 陸前高田市の老舗菓子店「菅久(かんきゅう)菓子店」が4月23日、仮設商店街「陸前高田未来商店街」(陸前高田市竹駒町)で再開を果たした。装いも新たに「Patisserie KANKYU」と名前を変えた新店には、開店から1週間たった今も多くの市民らが詰め掛け、製造が間に合わないほどの人気になっている。

 同店は1896(明治29)年の創業。陸前高田の中心商店街に2店舗を構えていたが、震災による津波で全壊した。今回、再開に伴い、和菓子から洋菓子中心の店として生まれ変わった。開店初日はシュークリームを700個以上販売。翌日は用意したチーズケーキ400個が11時前に売り切れる盛況ぶりだった。その後も毎日50人以上が来店し、製造が間に合わない状態が続いているという。

 真新しい店内には甘い香りが漂う。名物の「甘食」(5個入り=300円)やカスタードシュー(150円)、チーズケーキ(300円)など7種のケーキと2種類の焼き菓子がショーケースに並ぶ。

 店主の菅野秀一郎さんは「誕生日などのお祝いだけでなく、震災で亡くなった人の誕生日やご遺体が発見された日にお供えするケーキの注文が入ってきている。その人たちにとって大切な1日なので、断らずに丁寧に作っていきたい。お盆までには陸前高田らしい土産菓子を作りたい」と話す。

 営業時間は10時~18時。

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