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山田産アカモクのつくだ煮「おみごと」に新味-「青ジソごま」と「みそ南蛮」

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山田産アカモクのつくだ煮「おみごと」に新味-「青ジソごま」と「みそ南蛮」

栄養価たっぷりの海藻アカモクのつくだ煮「おみごと」に2つの新しい味が登場

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 山田町の飲食店「三陸味処 三五十(みごと)」(山田町長崎、TEL 0193-82-3510)が3月、アカモクのつくだ煮「おみごと」に「青じそごま味」「みそ南蛮味」の2つの味を新たに追加発売する。

 アカモクは「海の雑草」として漁師から邪魔者扱いされてきた海藻。長い間、食用には使われなかったが、近年、海洋研究者などによって、その栄養価の高さが明らかになった。メカブのような粘りがあり、カルシウムや鉄分、ポリフェノールが豊富に含まれ、健康食品としても注目されている。

 「おみごと」は、同店が試行錯誤の末に開発した人気商品。化学調味料や合成添加物は一切使わず、丸大豆しょうゆやてんさい糖、岩手産のワインなどで味を調え、シャキシャキとした歯応えが特徴だ。これまで販売してきたレギュラーの「しょうゆ味」に加え、新たに開発した「青じそごま味」は地元産の青じそと白ゴマの風味が豊かな一品。「みそ南蛮味」はマイルドな辛味の青南蛮を使い、チョイピリ辛味に仕立てた。 

 同店では瓶詰めにした「おみごと」を2011年3月17日に発表する予定だったが、震災で発表会は中止に。山田駅前にあった同店も、津波とその後の大火災で全壊した。一時は商品化を諦めかけたが、同年8月に自宅に厨房を設け製造を再開。その後、同商品は県産食材の優れた加工食品に贈られる「岩手県ふるさと食品コンクールで」2011年度の最優秀賞を受賞。町の新たな特産品として話題を集めている。

 「これまで見向きもされなかった食材で苦労したが、料理人としての信念を持って試行錯誤を続けてきた」と話すのは同店代表の大杉繁雄さん。「この地域で、まだ誰も手をつけていない分野の商品開発が、震災から立ち上がる一つのカギになった。自分だけの利益ではなく、町の活性化につなげていく」とも。今年は、アカモクの煮汁を生かし、アワビの加工品開発にも取り組んでいる。

 価格は100グラム入り1瓶600円。店頭のほか、道の駅やまだのECサイト「三陸山田がんばっぺ市場」などでも扱う。

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