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宮古で「産業復興フォーラム」-観光生かした取り組み、事例交え提言も

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宮古で「産業復興フォーラム」-観光生かした取り組み、事例交え提言も

第1部の基調講演で「観光は総合産業である」と話す古賀学松蔭大学教授

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 宮古ホテル沢田屋(宮古市新町)で1月28日、「宮古市産業復興フォーラム」が同市主催で開催され、市民約70人が参加した。

 基調講演と活動事例報告の2部構成で行われた同フォーラム。基調講演では、松蔭大学教授で観光文化研究所理事長の古賀学さんが、観光産業が及ぼす経済波及効果について講演した。

 古賀さんは、他地域での成功例を紹介しながら、「これまでは、人が集まる景勝地などに観光事業者が集まるスタイルだったが、これからは地域資源や地域住民を主役にしながら観光商品にまで育て上げていくのが観光事業者の役割」と説明。「観光客がその場所を訪れる目的を作り、その場所で目的以上の満足感を得られるような仕組みを作ることが大切」とし、観光施設も、テーマパーク型ではなく地域活動をも補完するような機能を持たせることが必要だと提言した。

 続く第2部では、復興に向けた観光産業の2つの取り組みが報告された。宮古観光協会の山口惣一事務局長は、昨年4月から田老地区で展開している「伝える防災ガイド」の取り組みを発表。試行錯誤を繰り返しながらも、これまでに1万7000人が参加するツアーに発展させた経緯について話した。併せて、昨年12月から実施しているエコウオークの取り組みも紹介しながら、「今後は、防災ガイドによる教育旅行の受け入れを拡大していきながら、参加者に避難道を歩いてもらうエコウオークの要素も取り入れ、地域の自然と防災意識について学べるツアーを展開していきたい」と展望を語った。

 同市産業振興部・産業支援センターでは今後、「みやこ経営塾」(2月8日)、「6次産業化応援フォーラム」(同6日)なども予定している。

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