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田野畑村の「ホテル羅賀荘」が1年8カ月ぶりに再開-大規模改装で

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田野畑村の「ホテル羅賀荘」が1年8カ月ぶりに再開-大規模改装で

1年8カ月ぶりに再開した田野畑村の「ホテル羅賀荘」

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 田野畑村の第3セクター「ホテル羅賀荘」(田野畑村羅賀、TEL 0194-33-2611)が11月21日、震災から1年8カ月ぶりにリニューアルオープンした。

再開を祝う大曲の花火

 太平洋を望む海岸に立地する同ホテル。 1971(昭和46)年に営業開始し、三陸観光の拠点として、同村の経済の雇用で大きな役割を担ってきたが、昨年の震災で大きく被災。10階建ての施設の3階部分まで津波が押し寄せた。当時、宿泊していた60人の客は、日頃の訓練通り速やかにバスで高台に避難させ、勤務中の30人の従業員は10階に移動して難を逃れた。人的被害はなかったものの、施設が大きく損壊したためホテルは休業。従業員70人は全員解雇に追い込まれた。

 グループ補助金を受け、今年4月から進めてきた改修工事も済み、営業再開にこぎ着けた。安全を第一に考え、津波の教訓から客室は4階より上の階に限定。以前の86室から67室に減らし、緊急時には2階から裏山に避難できるルートも確保した。従業員も震災前より20人少ない50人体勢での再スタートだが、ゴールデンウイークや夏のハイシーズンを目指してスタッフを増やす予定もあるという。

 この日開催された完成披露パーティーでは、秋田県大仙市から大曲の花火職人による花火450発がホテル前の海岸で打ち上げられ、ホテルの再開に花を添えた。

 パーティーで同村の上机(かみつくえ)莞治村長は、「地域経済の向上と雇用の場としての役割だけでなく、三陸全域の観光の拠点として、復興のシンボルとなっていければ」と話した。

 今月23日から宿泊客を受け入れる同ホテルは、週末を中心に宿泊予約や忘年会の予約も相次いでおり、大みそかはすでに満室だという。

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