天気予報

22

12

みん経トピックス

浄土ヶ浜遊覧船でギャラリー盛岡で復興支援会議

気仙沼の屋台村「かに物語」開店1年-マルズワイガニ話題に

  • 0
気仙沼の屋台村「かに物語」開店1年-マルズワイガニ話題に

クラブケーキにもビスクにもマルズワイガニがぎっしり詰まった「クラブケーキセット」

写真を拡大 地図を拡大

 気仙沼の復興屋台村・気仙沼横丁にマルズワイガニ専門店「かに物語」(気仙沼市南町、TEL 0226-23-1821)がオープンして約1年。マルズワイガニのおいしい食べ方の提案や肩脚肉を使った加工品販売が地元で話題になっている。

 同店を経営するのは、カツオやマグロ、カニ、エビなどの食品加工を手掛けるカネダイ(同)。あまり馴染みのないマルズワイガニだが、旨味成分のアミノ酸が多く含まれることから、同社では1974年(昭和49)から南大西洋沖で獲れたマルズワイガニを加工し、業務用に販売してきた。しかし、今回の津波で市内にあった5工場が流出。それまでは食材問屋や市場を販路としていたが、震災を機に消費者にも直接販売しようと昨年11月、同屋台村に出店した。

 白を基調とした4坪ほどの店内はカウンター7席のみ。壁に掛けられたモニターでは同社のカニ漁の様子を流している。メニューは、蒸したマルズワイガニをバターレモンソースで食べる「蒸しまるずわいがにセクションMORI」(630円)、1日限定20食の「まるずわいがにビスク」(600円)、1日限定10食の「まるずわいがにピラフ」(1,200円)、マルズワイガニをメンチカツのように仕立てた「クラブケーキセット」(800円)。店長えりすぐりのグラスワイン(350円)などのドリンクも用意する。

 店内にある販売コーナーでは、マルズワイガニの肩脚肉1キロ入り(3,300円)などの冷凍品や大人気のビスク(500円)、クラブケーキ3個入り(1,050円)、雑炊やチャーハン、炊き込みご飯の素(以上450円)などを土産用として販売する。

 店長の熊谷公男さんは「マルズワイガニをむき身で扱っているのは日本で当社だけ。おいしさを知ってもらいながら販売していこうと出店した。日本ではカニはハレの日の特別な食べ物というイメージが強いが、日常的に楽しんでもらうために洋風の提案をしている。新たな気仙沼名物になるようにメニュー作りをしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~19時。

グローバルフォトニュース