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山田のカキ、オーナー制で起死回生を-「三陸カキ安全丸」の挑戦

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山田のカキ、オーナー制で起死回生を-「三陸カキ安全丸」の挑戦

代表の白野正さん(左)と父親の白野正さん(右)。舟の名前も「安全丸」

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 岩手県山田町の養殖業「三陸カキ安全丸」(山田町中央町)が、カキとホタテのオーナーを全国から募っている。

 オーナー制度は1口1万円で、貝が生育した段階で殻付きのカキかホタテ30個が送付される仕組み。昨年9月末から募集を始め、今月22日までに221人、335口の申し込みがあった。

 オーナー制を始めたのは「三陸カキ安全丸」としてウェブサイトを運営する同町のカキ・ホタテ養殖業、白野貴さん。昨年の震災で、所有していた養殖施設36台のうち半分以上が流出。海岸近くの自宅や作業場も被災し、機械や漁業資材も失った。現在まで同町「カキホタテ養殖組合」の組合員が共同で施設の復旧に当たり、近日中に養殖作業を開始できる見込み。

 「いいものを生産し、直接消費者に評価してもらえるオーナー制度には震災前から興味を持っていた」という白野さん。「最初は資材をそろえるために投資していただく形になるが、早く良質の貝を届け、その後も継続的に購入してもらえる仕組みを作りたい」と話す。

 日々自然と向き合う養殖業。その自然の力で多くを失っても、事業を再開することへ「一切の迷いはなかった」という。「新しい制度を始めても貝を出荷できなくては意味がない。今はそこへ向かって努力するしかない」と意気込む。

 オーナー制は、ホームページとファクスで申し込みを受け付けている

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