天気予報

27

16

みん経トピックス

ミスみやこ復興むすめが誕生陸前高田の産直リニューアル

大槌町でスマホアプリの開発講座-関西大学とIT企業が人材育成支援

  • 0
大槌町でスマホアプリの開発講座-関西大学とIT企業が人材育成支援

パソコンを使ったEラーニングで基礎学習をする受講生たち。城山中央公民館にて

写真を拡大 地図を拡大

 IT系の一般社団法人KAI OTSUCHI(大槌町大ケ口)は、この夏からスマートフォンアプリの人材育成を始めている。

 大槌町と関西大学がIT系の人材育成を進める中で同法人を設立。大阪で拡張現実(AR)を得意とするアプリ開発会社のアーティフィス(大阪市都島区)とアプリ開発の講座を運営するアプリル(中央区)がサポートする。

 8月から受講する第1期生は同町に在住する仮設住宅支援員、NPO職員など男性7人で、首都圏からのUターン者もいる。パソコンを使ったEラーニングで基礎的な知識を習得しながら、開発ツールのXcodeで実際にアプリを制作する。講座は来年2月までの6カ月間で、受講終了後、第1期生の多くはそのまま同法人に就職する予定という。

 理事長の鷲見英利さんは「受講生全員がゼロからのスタートだが、学習意欲が高くこれからが楽しみだ。スピンアウトしてここから仕事を受注できるぐらいの人が出てくれば本望」とし、「この事業は町の若い人たちの自立支援が目標。この町の子どもたちに夢が持てる事業にしていきたい」と意気込む。

 プロジェクトを進める関西大学社会学部の与謝野有紀教授は「今回、日本の人的資源は豊富だと再認識した。これまで盲点だったかもしれないが、ソフトウェア開発のニアショアとしてこの地を生かしていきたいと考えている。まずは大槌でのブランディングを考えるが、ひいては三陸、東北を視野に入れていきたい」と話す。

 第2期生は来年3月~4月頃に募集する予定。今後は地域の子ども達と共にアプリ制作を通したワークショップも企画する。

グローバルフォトニュース