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太鼓で村を元気に-プロ和太鼓奏者、岩手・田野畑の中学に新曲提供

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太鼓で村を元気に-プロ和太鼓奏者、岩手・田野畑の中学に新曲提供

和太鼓奏者AJOさんから太鼓演奏の基礎やパフォーマンスを学ぶ田野畑中学校の生徒

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 プロの和太鼓奏者から復興をテーマにした和太鼓の新曲が9月10日、岩手県田野畑村の田野畑中学校(松前沢)に贈られた。

真剣な表情で和太鼓の練習をする中学生

 楽曲を提供したのは、世界各地で演奏活動をする和太鼓奏者AJO(アジョ)さん。昨年12月、同校で太鼓指導に当たる伊藤孝義教諭から復興支援として楽曲制作の依頼を受け、今回新曲「希繋-キズナ-」を提供。併せて直接指導も申し出た。

 同校では7年前から「田中(たちゅう)一揆太鼓」の名前で太鼓演奏に取り組んできた。メンバーは部活を引退した3年生が中心で、練習で培った腕前を文化祭や村のイベントで披露してきた。震災後は、同村の被災地域に出向いて演奏するなど、復興教育の一環として学校を挙げて取り組んでいるという。

 10日・11日に行われた直接指導では、バチの持ち方から姿勢まで、基礎的な奏法やパフォーマンスのレッスンをみっちり行い、部員は今までの癖を修正するなど真剣な面持ちで練習に臨んだ。その後の新曲のパート練習では、AJOさんに直接指導を受けながら新曲の習得に励んだ。

 震災後、三陸沿岸を訪れるのは初めてというAJOさん。「太鼓の音色は世界共通で、人々の心を鼓舞し元気を与える」とし、「地元の中学生が地域住民を元気にするために演奏することは、とても大きな意味がある。これから希望をつないでいくスタートになれば」と期待を寄せる。

 大太鼓担当の金子宗平さん(3年)は「今まで自分が持っていた太鼓のイメージより明るくてかっこいい。直接学べる時間が少ないので、全部吸収していい音楽を作りたい」と意気込みを見せる。

 新曲は10月13日・14日、同村で開催される「復興祈念祭」で披露する。

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