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宮古から全国に「ありがとう」-地元発フリーペーパーが2号目発行

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宮古から全国に「ありがとう」-地元発フリーペーパーが2号目発行

ポスターサイズの「ありがとう。?」には、320人の笑顔と感謝の気持ちがぎっしり

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 岩手県宮古市のフリーペーパー「Guff(ガフ)」編集部(宮古市南町)が7月11日、同市からの感謝の気持ちを伝える特別号「ありがとう。?」を発行。ウェブ版も同日にリリースした。

ポスターサイズの両面に、市民ら320人が胸にスケッチブックを抱え、たくさんの笑顔が一面に並ぶ同誌。昨年8月に発行し、テレビや新聞に取り上げられ、全国的に話題となった同企画。2回目の発行となる今回もコンセプトは変えず、「宮古市からのありがとうの気持ちを伝える」内容だ。

 中央には、にっこりと笑ったおばあちゃんの写真。その横に「おかげさまで ひとつ年を重ねました」という文章が添えられた2号目。昨年のこの時期には、まだ避難所生活をしていた仮設住宅住民も多く掲載され、「ありがとう。おかげさまで元気になりました」など、震災から1年4カ月後の、感謝の気持ちがスケッチブックにつづられている。同市の山本正徳市長も一市民として掲載され「前を向いてくれてありがとう!」と笑顔を向けている。

 誌面には市民のほか、支援活動で同市を訪れた漫画家の吉田戦車さんやゴスペラーズの村上てつやさんらも登場。心温まるメッセージを寄せている。

 同紙は、A2サイズのポスターをA5サイズの冊子状に折り配布。折りたたむ作業には、多くの地元市民ボランティアらが協力した。

 編集長の小野寺康仁さんは「全国の皆さんに、ここを忘れないでほしいとお願いするだけなく、まず市民の僕たちが、感謝の気持ちを忘れないことが大切」とし、「笑顔とありがとうの言葉が並ぶ紙面は、何度見ても見飽きることがない」と笑顔を見せた。

 両面オールカラーで、発行部数は7000部。広告協賛店ほか市内の飲食店、公共交通機関、病院などで無料配布する。ウェブ版では全ての写真を1コマずつ公開する。

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