天気予報

27

21

みん経トピックス

陸前高田ふれあい市場1周年岩手・岩泉町で初の街コン

宮古で生協移動販売車が仮設住宅巡回-「にこちゃん号が来た」、住民に笑顔

  • 0
宮古で生協移動販売車が仮設住宅巡回-「にこちゃん号が来た」、住民に笑顔

販売車で買い物をする仮設住民。一番人気は車外に設けられた鮮魚売り場

写真を拡大

 いわて生活協同組合(本部=岩手県滝沢村)は6月18日、移動販売車「にこちゃん号」で仮設住宅周辺を巡回販売するサービスを開始した。週6回、宮古市内の仮設住宅17カ所を巡回する。

 移動販売に使う車両は、全国の生協に寄せられた義援金などで購入した2トントラックを改装。冷蔵、冷凍の陳列ケースを完備し、食料品や日用雑貨を積みながら、「北コース」「南コース」の2ルートで市内の仮設住宅を1日おきに巡回する。サービス開始から1週間がたち、バス停から離れた場所にある仮設住宅や一人暮らしの高齢者の貴重な買い物手段として、早くも定着してきた。

 サービス開始から5日目の今月22日、津軽石第1・第2仮設住宅では、音楽付きのアナウンス音が聞こえると、住民らが「にこちゃん号が来たぞ」と声を掛け合い、販売車へ向かう姿が。車内だけでなく車外にも設けられた野菜や鮮魚の売り場は、多くの買い物客でにぎわった。

 移動販売車の運行を切り盛りするのは、同市の「ベルフ西町」(田の神、0193-62-0203)。始まったばかりということもあり、今は補助として野菜などを積んだ軽ワゴンが数台同行したり、店舗に商品の補充を依頼するなど、試行錯誤の段階だという。

 「毎日の生活に必要な食品や雑貨。買い物に不便を感じていた仮設住宅の方々に、頼りにされるサービスをしていきたい」と同店の三上貞幸さん。

 すでに3回目の利用だという客の一人は「少し足を伸ばせばコンビニもあるし、生協からは配達もしてもらっているが、生魚だけは手に入らなかった。市内の店舗に通うのは大変だし、とても助かっている」と話す。

 移動販売は今後も利用客の声を聴きながら、随時、商品の拡充やサービスの改善を図っていくという。現在コースに入っていない仮設住宅には、市内店舗への無料バスを走らせる計画もある。

 移動販売の運行は「北コース(愛宕~田老)」=月曜・水曜・金曜、「南コース(磯鶏~重茂)」=火曜・木曜・土曜。巡回時間はいずれも9時20分~16時40分頃で、各所での販売時間は約30分。

グローバルフォトニュース