三陸宮古の塩で「塩サイダー」-夏の高需要に向けて増産も検討
三陸沿岸の宮古の塩を使った「塩サイダー」が3月上旬から販売されている。
宮古の復興をキャッシュフォーワークで支援する「かけあしの会」が企画した。いわて生協系列の「マリンコープDORA」店長・菅原則夫さんらが中心となって組織した同会。これまでに貝殻を使ったアクセサリーやエコバッグなどの製造・販売で、被災した地元住民の社会参加と金銭面での援助を震災直後から続けてきた。
製造した品はこれまで県内外でのイベントなどで販売してきたが効率が悪く、時にはほとんど利益が出ないことも。さらに効率の良い加工食品で起死回生を狙った。その第1弾として地元の塩を使った「塩サイダー」を思いついたという。
塩は宮古の海洋深層水から生成した塩で、塩分濃度は3%。すでに5000本を出荷し、これから需要が伸びる夏場に向けて、ミネラル補給をうたい文句に月産1万本を目標に販売を伸ばしていきたい考え。製造は仙台のトレボン食品に委託し、ラベル貼りを地元住民の仕事につなげている。販売は宮古のエムエムフーズが手掛ける。
菅原さんは「大手サイダーの3倍くらいの塩加減で、結構塩味を感じる仕上がり。 龍泉洞の水を使っているので、岩手を感じてもらえれば」と話す。
価格は180円前後で、主に岩手県内のいわて生協で販売する。












