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三陸沿岸の2施設がGマーク受賞 産業と地域振興を後押し

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三陸沿岸の2施設がGマーク受賞 産業と地域振興を後押し

女川の「GLIDE GARAGE」

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 2016年度のグッドデザイン賞の受賞者(社)が9月29日に発表され、宮城県と岩手県の三陸沿岸からは、女川町の国産ギター製作工房「GLIDE GARAGE(グライド・ガレージ)」(宮城県女川町女川浜)と大槌町浪板海岸の複合施設「大槌アムェイハウス 浪板ヴィレッジ」(岩手県大槌町吉里吉里)が選ばれた。いずれも津波で壊滅的なダメージを受けた被災エリアに建てられた。

夏祭りで賑わう大槌町の浪板ヴィレッジ

 GLIDE GARAGEはデザインから素材、加工技術まで全て国産で賄うことをコンセプトにしたギター製作会社「セッショナブル」(仙台市)の専用工場で、今年3月にJR女川駅前にオープンした商店街「シーパルピア女川」内にできた。「ものづくりの美しさを見せるファクトリー」をコンセプトに、山形県の井上貴詞建築設計事務所がデザインした。

 浪板ヴィレッジは地域の集会場とカフェレストランやサーフショップが並ぶ複合施設で、外壁から屋根までウッディーなデザインが特徴。復興支援団体「日本アムウェイOne by One財団」(東京都)が建設し、復興大槌まちづくり会社(同)が管理・運営する。「復興に適した早さを獲得する」ことを目的に詳細設計を手早く進められる分棟式をコンセプトとした設計デザインは白川在建築設計事務所 (東京都)が手掛けた。

 「受賞できて光栄。良い物を作るだけでなく、その様子も見えることをアピールしながら、ものづくりの楽しさを発信していける場にしたていきたい」とセッショナブルの梶屋陽介社長。復興まちづくり大槌会社の広報担当、佐々木秀樹さんは「景色と一体化された建物が評価されたと思っている。4月にオープンしたばかりなので始まったばかり。浪板に行けば何か楽しいことがあると発信していきたい」と話す。

 浪板ヴィレッジに入居するIT系非営利組織「KAI OTSUCHI(カイオオツチ)」の袰岩彩乃理事長は「大きな窓があり、とても心地良い潮風を感じられるのがお気に入り。天気の良い日には、水平線や周りの山々・空のコントラストがとてもきれいに見られるので、ぜひこの風景を見に来てほしい」とアピールする。

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