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久慈・琥珀博物館で「三陸の夜明け」展-宮沢賢治の世界観を演出

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久慈・琥珀博物館で「三陸の夜明け」展-宮沢賢治の世界観を演出

「復興の力」「旅立ち」「希望の夜明け」の各コーナーに琥珀色の世界が広がる館内

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 久慈市の久慈琥珀(こはく)博物館(小久慈町、TEL 0194-59-3831)で現在、「三陸の夜明け~賢治が見た琥珀色に染まる三陸からの船出~」展が開催されている。家族連れのほか、ゴールデンウイークには多くの帰省客が訪れ、琥珀の輝きを楽しんだ。

同時に展示する宮沢賢治直筆の原稿

 国内で琥珀の最大の採掘地として知られる同市で、4月20日から開催されている同展。「復興の力」「旅立ち」「希望の夜明け」の3つのコーナーでは、琥珀の輝きで復興への船出を表現している。

 同館2階の「希望の夜明け」コーナーでは、岩手県出身の詩人で童話作家、宮沢賢治の作品に37カ所も登場する琥珀色の世界を、巨大モザイク画などで演出。宮沢賢治の直筆原稿4点も併せて展示する。1階エントランスでは「旅立ち」を表した大型帆船模型や震災に耐えたモザイク画など、常設展を含めて琥珀の魅力を伝えている。

 この地域では、縄文時代から琥珀細工が行われてきた歴史を持つ。古くから琥珀は、災いから身を守り、幸せを呼ぶ石として珍重されてきた。昨今では、トルマリンの100倍以上のマイナスイオンを発生させるとの研究結果も出て、ヒーリング効果も認められているという。

 スタッフの滝沢利男さんは、「三陸地方はまだまだ震災の傷跡が癒えていない。ヒーリング効果のある森と琥珀の中で、リラックスしながら希望の光を感じてもらえれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。年末年始と2月末日のみ休館。入場料は一般=500円、中学生以下=200円。6月20日まで。

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