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気仙沼「かもめ食堂」が復活 地元出身者が故郷の味再生への夢果たす

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気仙沼「かもめ食堂」が復活 地元出身者が故郷の味再生への夢果たす

スープは鶏ガラとサンマの香油を使った味わい深い「かもめラーメン」。写真は玉子入り(800円)

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 宮城県気仙沼市に11月19日、かつて市民に愛された飲食店「かもめ食堂」(気仙沼市港町、TEL 0226-28-9037)が復活オープンした。

 1942(昭和17)年に創業した同店は後継者が途絶え2006年に閉店。その後、津波で店のあった建物が被災した。そのまま店の記憶は市民から失われつつあったが、同市出身でラーメン店を全国展開する「ちばき屋」(東京都江戸川区)の千葉憲二社長が、震災直後から故郷を支援してきた中、2011年夏にシンボル的な店を作ろうと同食堂の復活を計画した。

 ところが、同店があった市内の被災エリアは復興工事のまっただ中で、すぐに店を建設できないことから、翌年2月に横浜市にある新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)に「かもめ食堂」を再現。さらに2年半を経て、市内の建築制限が解除されたのを機に同博物館を「卒業」し、念願の新生「かもめ食堂」を開店させた。看板メニューは千葉さんが初めて食べたラーメンという「かもめラーメン」(しょうゆ味/塩味、700円)。ほか、カレーや丼も提供する。

 千葉さんは「自分にとって故郷の味がまさにこのラーメン。今回たくさんの人の協力で店と味を復活できた。これからはかつて自分がそうだったように、気仙沼の子どもたちにとって思い出の店になれるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。

 営業時間10時~14時30分、17時30分~20時30分。当面は無休。

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