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首都圏の中学生らが「被災地体験ツアー」 資金不足で全国から支援募る

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首都圏の中学生らが「被災地体験ツアー」 資金不足で全国から支援募る

昨年は気仙沼の水産業を体験した

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 東京都で被災地支援活動を続ける市民団体「復興支援隊チーム府中」は8月21日~23日の3日間、首都圏の中学生らを対象とした被災地スタディーツアー「中学生から参加できる被災地ちょいボラ&体験ツアー」を宮城県気仙沼市で行う。現在、ツアー開催に必要な資金を全国から募集している。

カキの出荷作業をお手伝い

 同団体は震災直後の5月から岩手や宮城の各地で支援活動を続け、現在は首都圏の子ども達向けにツアーを手掛けるが、年々参加者が減る一方、往復のバス料金が高騰しているため、資金不足に陥っている。今回のツアーは千葉や埼玉に住む中学生を中心に17人が参加するが、30人の最少催行人数に満たないものの、ツアーの主旨を優先し催行するという。現在、ツアー料金の不足額は約10万円。

 今回のツアーでは、気仙沼市内の漁業関連施設を見学し、気仙沼大島では北限のゆずの栽培を手伝うほか、22日に行われる気仙沼の地元アイドルチーム「SKC GIRLS」のステージ作りもサポートする。

 代表の大間努さんは「被災地の復興が進まないことはテレビでも報道されなくなっている。若い世代は、行きたくても自力では行くことはできないが、ちょっと背中を押してあげることで、関心を持っている子ども達に現地の状況を知ってもらえる」とツアーの意義を訴える。

 ツアーは今回が4回目で、これまでに多くの生徒らが感想やコメントを残している。

 「さまざまなボランティア活動や多くの人たちと通じて、みんな頑張っているんだなと感じた。でもがむしゃらに頑張っているのではなく、そこには気持ちが込められていて、しっかりとした目標を持った頑張りであることを感じた。僕もしっかりと目標を持ってやっていこうと思う」(中2男子)

「復興ままならない中、僕たちを笑顔で迎えてくれた人たちに胸が熱くなった。今日作業したカキが、来年には出荷されると思うとうれしい」(中2男子) 

「ガレキがなくなっただけで草だらけの土地。最近はニュースにもなっていなかったので、もう復興しているものと思っていたので衝撃だった。見たこと聞いたことを忘れずに伝えていきたい」(高1女子)

「どうしても他人ごとになってしまいがちだった。実際に見た被災地は目を覆いたくなるほど。本当に早く復興してほしい」(高2男子)

 支援金は復興支援隊チーム府中のゆうちょ銀行口座で受け付ける。詳しくは同団体のブログを参照。

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